Tuesday, March 4, 2008

จัน ดารา

Jan Dara
タイでは有名な小説の映画版。
官能小説というよりありのまま書いたらこうなりましたって感じ・・・。
すごく昭和な感じがする。仏教国で同じアジア圏だからか言わんとすることもよくわかるし違和感なく見られる。映画館で見たいかと言われると微妙だけれど一人の男の記録として見るなら繊細な物語。割り切れない切ない思いと諦めが後を引く。でも人生てそんなものであがいても結局流されるしかないのだと思わされる。あ、不思議なのはこういう話だと感情移入して見てるうちに誰かを憎むようになると思うんだけれどそれが全然なかった。登場人物の不幸さ加減?が絶妙なバランスで配合されている気がする。見れば見るほど味がある。

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